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◆DHCPの問題点

※ネットワークの学習は、TCP/IPを学ぶことから始めることをオススメします。TCP/IPは、今日のLANやインターネットを支えている重要な技術になっています。ここでは、これからネットワークを学ぼうとする方に必要なネットワークの用語やテクノロジーの紹介、そして、TCP/IPプロトコルの基礎知識を中心に説明してゆきます。


◆DHCPの問題点

DHCPは、IPアドレスなどのネットワークの設定情報を自動的に配布する便利なプロトコルですが以下の点に注意する必要があります。

●サーバには使用しない

 通常、サーバには固定でIPアドレスを割り当てます。サーバ機器をDHCPを使って自動的にIPアドレスを割り当てるのは避けるべきです。

 サーバのIPアドレスが起動する度に変わってしまうとサーバサービスを利用しようとするクライアントに混乱が生じてしまいます。これでは、とても運用には耐えられません。


●ルータには使用しない

 ルータに対しても同様のことが言えます。IPアドレスが途中で変わってしまうようでは、ルーティングに影響を与える可能性もありますし、そもそも、ルータのインタフェースは各ネットワークのデフォルトゲートウェイになっています。


そのデフォルトゲートウェイが変わってしまうことになりますからネットワークに混乱が生じてしまいます。

●固定で割り振っているIPアドレスは使用しない

 また、DHCPサーバのIPアドレスの払い出し(プール)にも注意が必要です。サーバやルータなどの固定で割り振っている機器のIPアドレスを払い出しの範囲から除外しなければなりません。そうしないと、IPアドレスに重複が発生し、ネットワークが混乱します。

 なお、ここでは、IPアドレスの払い出しの度に変わる可能性があるということを前提に話を進めてきましたが、MACアドレスを登録しておいて固定でIPアドレスを割り当てる方法もあります。

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