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◆RARP その2

※ネットワークの学習は、TCP/IPを学ぶことから始めることをオススメします。TCP/IPは、今日のLANやインターネットを支えている重要な技術になっています。ここでは、これからネットワークを学ぼうとする方に必要なネットワークの用語やテクノロジーの紹介、そして、TCP/IPプロトコルの基礎知識を中心に説明してゆきます。


◆RARP その2

RARPは、MACアドレスから、IPアドレスを取得します。 

RARPの動作は、次の2つのやり取りからなります。

●RARP要求

自分のMACアドレス、自分のIPアドレスはにブランクを入れたパケットを、ブロードキャストアドレスで送出する。

●RARP応答

RARPサーバが、RARP要求の送信元に、割り当てるIPアドレスが書き込んだパケットを送信する。



●RARPヘッダの構造

RARPヘッダ構造は、ARPヘッダと共通です。オペレーションコードで、使い分けるようになっています。

※イーサネットの場合
0 7 8 15
ハードウェアタイプ
(16ビット)
プロトコルタイプ
(16ビット)
HLEN
(8ビット)
PLEN
(8ビット)
オペレーションコード
(16ビット)
送信元MACアドレス
(48ビット)
送信元IPアドレス
(32ビット)
宛先MACアドレス
(48ビット)
宛先IPアドレス
(32ビット)
←―― 16ビット ――→

●オペレーションコード(ARP/RARP)
ARPの動作の種類を表すためのコードが入る。

コード 動作
1 ARP要求
2 ARP応答
3 RARP要求
4 RARP応答

RARPは、現在は、あまり使用されていません。

 というのも、ディスクレスパソコンが活躍する機会も減っていますし、NIC に BOOT ROMが搭載されるケースも少なくなくなっているからです。

 RARPで得られる情報は、IPアドレスだけです。サブネットマスクやゲートウェイアドレス、DNSサーバアドレスなど今日のIPコンフィグに欠かせない情報を得ることができません。

現在では、より機能の充実したBOOTPやDHCPによる自動設定が主流となっています。

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