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◆MACアドレスは枯渇するのか
※ネットワークの学習は、TCP/IPを学ぶことから始めることをオススメします。TCP/IPは、今日のLANやインターネットを支えている重要な技術になっています。ここでは、これからネットワークを学ぼうとする方に必要なネットワークの用語やテクノロジーの紹介、そして、TCP/IPプロトコルの基礎知識を中心に説明してゆきます。
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◆MACアドレスは枯渇するのか
IPv4アドレスは、32ビットのため
232 = 4,294,967,296
となり、約43億のIPアドレスしかありません。世界人口に対して不足しているのは明らかです。
そのためIPv4では、サブネットマスク、VLSM、CIDR、プライベートIPアドレス、NATなど少ないIPアドレスを有効活用するための対策が施されています。
それでも、IPアドレスの数が足りなくなることが近い将来、予測されるため、IPv6へ切り替える準備が進められています。
では、MACアドレスは、枯渇の心配をしなくてもよいのでしょうか?
最近では、1人で複数のPCを所有するするのも珍しくありませし、家庭用ゲーム機、テレビなどの家電製品にもMACアドレスが付いています。身近な家電製品がネットワークに接続できるようになってきています。
つまり、MACアドレスが振られる機器が増えてきているのです。
MACアドレスは、48ビットです。
I/Gビット、U/Lビットが除いて46ビットが使えることになりますので
246 = 70,368,744,177,664
約70兆のMACアドレスが、利用できることになります。
IPv4のIPアドレスは、32ビットで約43億個ですから、MACアドレスは、IPアドレスの約1万6,000倍のアドレスを持つことになります。
仮に、世界人口を70億と見積もって、1人当たりの取得できるMACアドレスを計算してみても、1人1万台のMACアドレスが取得できることになります。
MACアドレスに関しては、当分の間、枯渇の心配をする必要がなさそうです。
仮に、MACアドレスが枯渇するような状況になったとしても、MACアドレスは、データリンク層のアドレスで、セグメント内で重複しなければよいのですから、確率的にあまり心配しなくてもよさそうですし、仮に重複した場合は、MACアドレスを、書き換えれば済みそうですね。
では、機器を製造するベンダー側にとってMACアドレスは、十分足りるのでしょうか?
| ベンダー識別子(OUI) |
各ベンダーが管理するアドレス |
| 第1オクテット |
第2オクテット |
第3オクテット |
第4オクテット |
第5オクテット |
第6オクテット |
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各ベンダーが管理できるアドレス数は、1つのOUIに付き24ビットです。
224 = 16,777,216
つまり、1つのOUIに付き、約1,600万個のアドレスしか使えない計算になります。
この数は、一見、十分足りそうな数値に思えるかもしれません。
しかし、世界的に爆発的に売れている「Nintendo DS」例に挙げると、日本国内だけで、販売台数が、2,000万台を突破(2007年11月時点)しています。
つまり、MACアドレスが1,600万個では、不足するわけです。
そこで、ベンダーは、OUI割り当ての申請をして、複数のOUIを取得しています。
次の「MACアドレス(ベンダー識別子:OUI)」では、OUIからOUIを管理する組織を検索する方法を紹介します。
「MACアドレスを変更する」 ← 前項 | 次項 → 「MACアドレス(ベンダー識別子:OUI)」
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